様々な要因によって情緒的な混乱を起こし、そのために社会適応が困難になった児童で、様々な治療や指導を行っております。

対象児童(定員:15名)

  1. 心的外傷後ストレス障害などの発病が危惧される児童
  2. 集団や学校に不適応を呈している児童(不登校など)
  3. 心的外傷後ストレス障害や解離性障害等を発病した児童
  4. 自傷行為の問題を呈する児童
  5. 精神障害を有しない引きこもり児童
  6. 著しい神経症習癖を有する児童
  7. 注意欠陥・多動性障害、学習障害等を有し、加えて情緒的問題を有している児童
  8. 児童相談所と施設が協議の上、入所が適当と認められる児童

治療内容

心理治療

子どもの状態や通える事情などを考えて、通所の頻度が決まります。週1回50分のセラピーが一般的です。担当のセラピストと話をしたり遊んだりする中で、家や学校で困ったことの相談にのったり、心の成長や自分を大切にできるようお手伝いします。

家族相談

ご家族の多くは、子どもの行動に悩み、「どのように対応すればいいのか」と悩まれています。個別に、または子どもと共に、解決方法を一緒に考えていきます。 また、子どもの状況によっては、ご家族だけの時間を用意したり、病気や障害やその対応方法の学習の場を提供します。

学校支援

通っている学校で不適応を感じている子どもの場合は、担任の先生たちと連絡をとったり、必要に応じては学校訪問もします。子どもが困っていることやうまくいかないことをお互いに理解するように話し合ったりして、子どもが楽しい学校生活を送れるようにお手伝いします。